脊髄腫瘍の闘病記|手術・後遺症・リハビリの全体像と目次
脊髄腫瘍の手術後、生活はどう変わるのか。
後遺症の痛みやリハビリ、働き方の変化までをまとめた体験記の目次です。
このシリーズは、私が脊髄腫瘍と診断されてから、手術・入院・リハビリ・その後の生活までをまとめた記録です。
10万人に1人と言われる脊髄腫瘍が、ある日私の胸椎で見つかりました。
7時間の手術。3週間の入院。歩く、という当たり前に戻るためのリハビリ。
痛みや痺れは、退院しても終わりではありませんでした。
ここに書くのは、発覚から手術、後遺症と働き方の再設計、そして「もう一度走る」までの長い記録です。
同じ痛みや不安の中にいる誰かの、灯になれたらと思っています。
また、この体験を通して見えてきたのは、病気そのものだけではありませんでした。
病気をきっかけに、何を大事にするか、どう働くか、どう生きるかという「判断の前提」そのものが変わっていきました。
▶ 病気によって判断の前提がどう変わったのかはこちら
👉 病気が、判断の前提を変えていった
▶ 体調を前提に働き方を選ぶようになった経緯はこちら
👉 働き方を選ぶ前に、体調を前提に置くようになった
序章|「なんとなく、背中の感覚がおかしい」
- 静かに侵食する違和感
- 告げられた脊髄腫瘍──胸椎の硬膜内髄外腫
- 「ここから長い旅が始まった」
第1章|背中が告げた異変
- 雷のような痛みと“放置の怖さ”
- MRIで見えた2cmの影
- 「よく歩けてますね」と言われた現実
第2章|手術の日
- 検査漬けの日々と、歩いて入る手術室
- 麻酔が落ちる瞬間を越えて
第3章|目覚め、動かない足──入院生活の始まり
- 左足が動かない不安と主治医の言葉
- HCUの夜、痛みとイメージトレーニング
- 歩行器とリハビリ、少しずつ戻る動き
第4章|もう一度走る──100日目の挑戦
- 転びそうな「走り」からの再出発
- 1km→3km→5km、距離が教えてくれたこと
術後の回復は、単に「元に戻ること」ではありませんでした。
できなくなったことを受け止めながら、それでも少しずつ前に進む感覚の中で、私は回復を捉え直すようになりました。
▶ 回復の途中で見えてきた考え方の変化はこちら
→ 病気が、判断の前提を変えていった
第5章|働き方を選び直す──「できる範囲で生きる」
- サラリーマンから学び直しへ
- 術後とフリーランスという選択
- 在宅の会計業務と新しい挑戦
病気を経験したあと、働き方は「何をやりたいか」よりも先に、
「今の体で続けられるか」を基準に考えるようになりました。
以前のように、収入や将来性だけで判断するのではなく、
体調を前提に置き、その中で壊れずに続けられる形を探すようになったのです。
▶ 働き方をどう組み替えていったのかはこちら
→ 働き方を選ぶ前に、体調を前提に置くようになった
第6章|痛みと制度の壁──見えない苦しみ
- 神経性の痛み、効いた薬・効かなかった薬
- 動くことをやめない、という選択
- 制度の盲点──“見えない痛み”は証明しにくい
見た目では分かりにくい痛みや痺れは、生活にも仕事にも影響します。
けれど、その苦しさは数字にも画像にも完全には表れませんでした。
この章で書いていることは、単なる症状の話ではなく、
「見えない不自由とどう付き合うか」という現実でもあります。
第7章|「普通」に見える非日常
- 麻痺・灼熱感・アロディニアと暮らす
- 腹筋の力と生活の細かな変化
- 専門病院と再生医療への希望
周囲から見れば普通に見えても、本人の中では以前と同じではありません。
日常の中に細かな不自由が残り続けることが、術後の生活の難しさでもありました。
第8章|価値観の変化──病気がくれた「もう一度」
- 小さな旅と、比べない生き方
- 体内に残る2つの腫瘍と向き合う
病気のあとに変わったのは、体だけではありませんでした。
何を優先するか、何を手放すか、どこまで無理をするか。
そうした判断の基準が、少しずつ組み替わっていきました。
▶ 価値観や判断の土台がどう変わったのかはこちら
→ 病気が、判断の前提を変えていった
第9章|読者へのメッセージ──弱さを見せてもいい
- 頼ることは恥じゃない
- 「できた」で日々を埋める
痛みがある日も、気持ちが落ちる日もあります。
それでも、昨日より少しできたことがあれば、それを数えていく。
このシリーズには、そんな日々の記録も込めています。
最終章
- 痛みと歩幅、そしてこれから
- 応援してくれる人へ
この体験を通して、私は「元に戻ること」ではなく、
今の自分でどう生き直すかを考えるようになりました。
脊髄腫瘍の経験は、つらいことだけを残したわけではありません。
痛みや不安の中で、働き方、生き方、価値観を静かに組み替えていく時間でもありました。
この記録が、同じように不安や違和感の中にいる誰かにとって、
少しでも先を照らす灯になればうれしいです。
