りゅう– Author –
会計事務所、事業会社で税務・経理の仕事に従事していました。
40代で脊髄腫瘍になり、手術・リハビリをしつつ、現在はフリーランスで仕事をしています。
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病気・健康
術前:痛みが不安を超えた日|脊髄腫瘍の手術を私が“委ねる”と決めた理由
脊髄腫瘍が見つかり、手術が必要だと分かったとき、本来なら不安や恐怖が押し寄せるはずなのに、私にはそれを感じる“余裕”がありませんでした。 怖いと思う前に、“痛み”がすでに人生のすべてを支配していたからです。 この記事では、手術を決断した日のこ... -
フリーランス・働き方
退院後にかかるお金と通院の現実|知らないと家計を圧迫する「見えない費用」とは
退院は“終わり”ではありません。家に戻って生活を始めてみると、通院・検査・薬代・リハビリ・交通費など、想像以上にお金と時間がかかります。 入院中は請求がまとまって見えるのに対し、退院後の費用は細かく、そして長く続くのが特徴。私自身の経験も交... -
フリーランス・働き方
怖いけれど、続ける。結果が見えなくても歩き続けることが、人生を変える唯一の方法
■ はじめに|「怖い」と感じるのは、前に進んでいる証拠 正直に言うと、いま私はすごく怖いです。後遺症の影響により、働き方を大きく変更しました。他の記事にもかいていますが、会社員としてフルタイム出勤をするのが、厳しいからです。ブログ(WP)も、... -
病気・健康
天気痛の仕組み|脊髄腫瘍の術後、気圧に振り回される体と向き合う
脊髄腫瘍の術後しばらく経ってから、「雨の前になると痛みが強い」「体が重い」「足の痺れが悪化する」そんな日が確かに増えてきました。 最初は「気のせいかな」と思う。でも、何度も繰り返されるうちに、気圧の変化=症状の波が自分の体で確かに起きてい... -
病気・健康
退院後の生活が、想像以上にしんどかった話
~脊髄腫瘍手術後の「現実」と向き合うまで~ 私は脊髄腫瘍の手術を受け、退院後の生活を今も続けています。退院したときの私は、どこかで「これで元の生活に戻れる」と思っていました。 でも現実は、まったく違いました。 病院で“ひとりで生活できる状態”... -
病気・健康
見た目は普通でも、働くことがつらい日がある。──痛みと共に生きる人に、制度が届かない現実──
制度があるのに、救われない人がいる。その現実を、ようやく自分の身をもって知った。 退院してからの数か月。外から見れば、私はもう「元気になった人」に見えるかもしれません。 でも実際は、朝の動き出しに時間がかかり、胸、背中、足の痛みのほか、座... -
病気・健康
脊髄腫瘍が見つかるまで|「ただの肩こり」が病気のサインだった
「ただの肩こりだと思っていた」——あの頃の自分に、そう言いたくなる。最初は、咳をしたときに背中が少し痛む程度だった。仕事の疲れ、姿勢のせい、年齢のせい。どれも違っていた。 気づいたときには、胸椎の中に“2センチの腫瘍”があった。これは、私が脊... -
フリーランス・働き方
病気になって、人生が止まった。でも、そこから“生き直し”が始まった。
伝えることで、また生き直していく。——病気と歩いた日々の、その先へ 気づけば、病気が見つかってからもう1年が経ちました。あの頃の自分には想像できなかった生き方を、今はしています。 リハビリを続けながら、体に合ったペースで働き、そして、自分の人... -
フリーランス・働き方
病気を中心に生きるのをやめた日。自分の人生をデザインして生きていく。
リハビリを続けながら働くようになって、少しずつ日常が戻ってきました。 でもある日、ふと思ったんです。 「病気を受け入れること」と「病気に縛られて生きること」は、違うなと。 私はもう、“病気と闘う”というより、“病気と共に生きながら、人生をデザ... -
フリーランス・働き方
頑張るより、続ける。病気と共に働くという生き方。
リハビリを続けながら、少しずつ「働く」という感覚を取り戻していきました。ただ、あの頃のように全力ではもう働けません。 だから今は、“頑張らない働き方”を続ける努力をしています。 「働けること」が、当たり前ではないと知った 病気になる前は、仕事...