りゅう– Author –
会計事務所、事業会社で税務・経理の仕事に従事していました。
40代で脊髄腫瘍になり、手術・リハビリをしつつ、現在はフリーランスで仕事をしています。
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フリーランス・働き方
「役に立たない自分」を受け入れた話
「最近、前より動けなくなったな」 そんな感覚を、はっきり言葉にできないまま、抱え続けていた時期がありました。 頑張っていないわけではない。怠けているつもりもない。 それでも、以前のようなスピードでは進めない。同じ量をこなすと、どこかに無理が... -
フリーランス・働き方
できなくなったことで、手放したもの
「できなくなった」 その言葉を受け入れるまでに、思っていた以上に時間がかかりました。 失ったものばかりに目が向いていた時期を過ぎて、ふと振り返ってみると、いつの間にか手放していたものがありました。 それは、自分を追い立てていた基準や、当たり... -
フリーランス・働き方
できなくなった自分と向き合った日――元に戻れなくなった先で、人生は静かに組み替わっていった
「前は、こんなこと簡単にできていたのに」 体調を崩したあと、ふとした瞬間に、そんな言葉が頭をよぎるようになりました。 重たい作業ではありません。特別な挑戦でもない。 ただ、以前なら何も考えずにこなしていたことが、なぜかうまくいかない。 最初... -
病気・健康
健康な人の言葉が届かなくなった瞬間
手術を終え、日常に戻り始めた頃のことだった。 「無理しないでくださいね」「焦らず、ゆっくりでいいですよ」「気持ちの問題も大きいと思いますよ」 周囲は、善意で声をかけてくれていた。敵意はない。むしろ、優しさのつもりだったと思う。 それでもある... -
病気・健康
回復途中でも働くという“中間状態”の生き方
回復してから働く。元に戻ってから前に進む。 それが正しい順番だと、私もずっと思っていました。 けれど現実には、回復と仕事の間にははっきり名前のつかない時間があります。 まだ万全ではない。でも、何もできないわけでもない。 この文章は、その 「中... -
フリーランス・働き方
復職・再就職を目指さなかったという選択
病気を経験してから、私は「復職」や「再就職」を目指しませんでした。 逃げたわけではありません。簡単に決めたわけでもありません。 むしろ、その選択にたどり着くまで、何度も迷い、何度も立ち止まりました。 「戻ること」が前提になっていた 働けなく... -
お金の知恵
稼げない時間が教えてくれた、お金との新しい距離感
しばらく経ってから、気づいたことがあります。 あの頃の私は、「稼げていない」という事実そのものよりも、稼げない自分を、ずっと心の中で裁いていたのだと。 当時は、それにすら気づいていませんでした。ただ、体が思うように動かず、仕事が進まない日... -
病気・健康
制度を知っている人と、知らない人で分かれる「回復スピード」
同じ病気、同じ手術、同じようなリハビリ期間。 それなのに、数カ月後には大きな差がついている人たちがいます。 体の状態だけを見れば、そこまで大きな違いはありません。 それでも、 「もう日常に戻れている人」と「まだ、生活が立て直せていない人」。 ... -
お金の知恵
稼げない期間に“お金の考え方”が変わった瞬間
「今月、ほとんど稼げていないな」 そう気づいたのは、通帳の残高を見たときでも、家計簿をつけたときでもありませんでした。 体が思うように動かず、“働こうと思っても働けない日”が続いたときです。 その事実が、じわじわと、静かに心に染み込んできまし... -
フリーランス・働き方
仕事を減らす=負けではない|働き方を“量”から“質”へ変える視点
「仕事を減らすのは甘えだ」「忙しく働くことが正義だ」 そんな思い込みの中で、自分の体や心の声を後回しにしていませんか。 私は脊髄腫瘍の術後、体力も集中力も以前とは比べものにならず、“同じ働き方”ではもう続けられない現実を突きつけられました。 ...