りゅう– Author –
会計事務所、事業会社で税務・経理の仕事に従事していました。
40代で脊髄腫瘍になり、手術・リハビリをしつつ、現在はフリーランスで仕事をしています。
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フリーランス・働き方
回復途中の人間は、いつ「働き始めていい」のか
回復したら、働ける。働けるなら、働く。 多くの人が、無意識にそう考えていると思います。 でも、病気や手術を経験してみると、その境界線は驚くほど曖昧でした。 無理をすれば、働けてしまう日がある。 けれど、その反動が、いつ、どんな形で現れるかは... -
フリーランス・働き方
痛みの波と生きていくということ
痛みは、ある日突然ゼロになるものじゃありません。 手術が終わっても、リハビリを重ねても、生活が戻ってきたように見えても、ふとした瞬間に、また顔を出す。 それは「治っていない」というより、波のように付き合い続けるものなんだと、今は思っていま... -
フリーランス・働き方
痛みがある体で働くということ
手術が終わり、退院して、「ここからまた働けるようになっていくはずだ」そう思っていた時期がありました。 けれど現実は、思っていたよりもずっと難しかった。 痛みはすぐには消えなかった。朝、体を起こすだけで息が詰まる日がある。長く座れば腰から足... -
フリーランス・働き方
フリーランスという選択に救われた話
フリーランスという働き方を選んだのは、「自由になりたかったから」ではありません。 必要に迫られたわけでも、大きな夢を追いかけたわけでもない。 ただ、手術後の体で再び働こうとしたとき、これまで当たり前だと思っていた“働き方の形”が自分にはもう... -
子育て・暮らし
無理に頑張る父親より、“ちゃんと休む父親”のほうが家族に優しい理由
父親は“頑張るもの”。弱音は吐かない。家族のために働き続ける。倒れるまで踏ん張る──。 私も長いあいだ、そんな価値観で生きてきました。 でも、病気を経験し、働き方を手放し、家族との時間を取り戻す中で、ゆっくりと気づいていったことがあります。 「... -
子育て・暮らし
共働き時代の“父親の役割”について思うこと
手術を経て、在宅で働きながら子育てをするようになってから、私はこれまでの「父親としての役割」を何度も考え直すようになりました。 家族の姿が見えない場所で長く働き、帰宅したときには子どもは寝ている。そんな働き方が“当たり前”だった頃とは、見え... -
子育て・暮らし
病気で分かった。私が守りたいのは“子どもとの毎日”だった
手術を終えて、家に戻ったとき。「元気になってよかったね」「また前みたいに一緒に遊べるね」 そんな言葉をかけてもらうことが増えました。 けれど実際には、痛みがゼロになったわけでもなく、体力も以前のようには戻らない。それでも、日常は待ってくれ... -
子育て・暮らし
痛みと子育ての両立──在宅ワークと家族のリアル
誰にも見えない「もうひとつの毎日」 手術を終えて、家に戻った。「元気になってよかったですね」と言われることも増えた。 外から見れば、私は“働きながら子育てもできる父親”に戻ったように見えるのかもしれない。 でも、実際は違った。 朝の痛みで体が... -
子育て・暮らし
手術後、子どもと過ごした“何でもない一日の重さ”
手術を終え、退院してしばらく経った頃だった。まだ痛みは強く、体は以前のようには動かない。布団から起き上がるだけでも、一つひとつ筋肉の動きを確かめるような感覚があった。 それでも、子どもは変わらない。私が病気をしたことも、どんな手術だったか... -
子育て・暮らし
働き方を選び直した理由──病気、家族、そして小さな手紙
仕事中心だった日々から、私は突然“家族の時間”の真ん中に戻されました。脊髄腫瘍が見つかり、歩くこともできず、働くこともできず、ただベッドの上で痛みと向き合うしかなかった日々。 その時、ようやく気づきました。 妻が一人で息子を送り迎えしていた...