最終章|痛みと歩幅、そしてこれから
今も、私の体の中には腫瘍があと2つ残っています。
朝起きた瞬間から夜眠るまで、痛みと痺れは日常の一部。
それでも、私は歩みを止めるつもりはありません。
できないことを数えるのではなく、「できること」で今日を埋めたい。
遠くまで走れなくても、数キロ歩ければいい。
大きな夢をすぐに叶えられなくても、今日一日を過ごせたこと自体がもう十分。
この文章が、どこかの誰かにとって小さな灯りになればと思います。
同じように悩んでいる人が「自分だけじゃない」と感じてくれたら、それだけで書いた意味があります。
私はこれからも、自分の歩幅で進んでいきます。
ゆっくりでもいい、痛みがあってもいい。
大切なのは、歩き続けることだから。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
これからも記事を読んで応援していただけると、とても嬉しく励みになります。
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📖 脊髄腫瘍 闘病記シリーズ
- 全体像・目次
- 序章|「背中の違和感」から始まった物語
- 第1章|背中が告げた異変
- 第2章|手術の日
- 第3章|目覚めと入院生活
- 第4章|もう一度走る──100日目の挑戦
- 第5章|働き方を選び直す
- 第6章|痛みと制度の壁
- 第7章|「普通」に見える非日常
- 第8章|価値観の変化
- 第9章|読者へのメッセージ
- 最終章|痛みと歩幅、そしてこれから
