体調が不安定でも仕事を続けるには?体調に波がある人の働き方

体調に波があると、

「今日は働けるけれど、明日は分からない」

ということがあります。

調子のいい日は普通に動ける。

けれど、翌日になると急に疲れが出たり、思ったように仕事が進まなかったりする。

こうした状態で仕事を続けようとすると、

「もっと頑張らないと」

と考えてしまいがちです。

でも、体調が安定しない状態では、頑張り方を変えるだけではうまくいかないことがあります。

必要なのは、

体調が安定していることを前提にしない働き方

を考えることでした。

この記事では、体調に波がある中でも仕事を続けるために、どんな部分を見直せばいいのかを整理します。

目次

体調が不安定だと仕事を続けにくい理由

体調に波がある状態で難しいのは、単純に「体力が落ちた」ということだけではありません。

大きいのは、

予定通りに動けるか分からないこと

です。

たとえば、

  • 朝にならないと、その日の調子が分からない
  • 昨日できたことが今日はできない
  • 無理をした翌日に疲れが残る
  • 予定を詰めると後半に動けなくなる
  • 一度崩れると回復に時間がかかる

こうした状態では、

「毎日同じように働ける」

という前提そのものが合わなくなります。

それなのに、以前と同じ予定や仕事量を維持しようとすると、どこかで無理が生まれます。

問題は「頑張りが足りないこと」ではなく、

体調の変化と働き方の前提が合っていないこと

なのだと思います。


「調子のいい日」を基準にしない

体調に波があると、調子のいい日にたくさん仕事をしたくなります。

「今日は動けるから、今のうちにやっておこう」

私自身も、そう考えることがあります。

ただ、調子のいい日の自分を基準に仕事量を決めると、それを毎日の基準にしてしまいます。

すると、

調子がいい日は予定通り。

普通の日は少し無理をする。

調子が悪い日は予定が崩れる。

という状態になってしまいます。

長く仕事を続けるなら、

「最大でどれだけできるか」ではなく、「無理なく繰り返せる量はどれくらいか」

で考えた方が現実的です。

できる日の100%ではなく、普通の日でも続けられる範囲を基準にする。

この考え方に変えるだけでも、仕事の組み方はかなり変わります。


体調に波があるなら、予定に余白を入れる

体調が不安定な状態では、予定をきれいに埋めることが必ずしも効率的とは限りません。

むしろ、

何も入っていない時間を最初から作っておく

ことが重要になります。

たとえば、

  • 納期ぎりぎりまで予定を入れない
  • 1日にできる仕事量を少なめに見積もる
  • 重い仕事を連続させない
  • 調整できる日を作る
  • 休む時間も予定の一部として考える

といった方法です。

予定通りに動けなかったときに、

「どこで取り戻そう」

と考えるのではなく、

最初から予定がずれる可能性を組み込んでおく。

そうすると、体調が悪い日があっても、すぐに全体が崩れにくくなります。

余白は「何もしていない時間」ではありません。

体調に波がある人にとっては、

仕事を続けるための調整時間

でもあります。


毎日同じように働こうとしない

一般的な働き方では、

「毎日同じ時間に働く」

ことが一つの基準になっています。

もちろん、それが合う人もいます。

ただ、体調に波がある場合は、

毎日の仕事量を同じにすること自体が負担になることがあります。

調子が比較的いい日は少し進める。

調子が悪い日は最低限にする。

疲れが残っている日は回復を優先する。

そんなふうに、

日ごとの仕事量を動かせる余地

がある方が続けやすくなります。

大切なのは、一日ごとの仕事量をそろえることではありません。

1週間、1か月という少し長い単位で見たときに、

無理なく続けられているか

を見ることだと思います。


仕事を選ぶ基準も変える

体調が不安定になると、仕事を選ぶ基準も変わります。

以前なら、

  • 給与
  • 単価
  • 仕事内容
  • キャリア
  • 会社の知名度

などを重視していたとしても、それだけでは判断しにくくなります。

そこに、

  • 仕事量を調整できるか
  • 時間を自分で動かせるか
  • 休んだときに立て直せるか
  • 納期に余裕を持てるか
  • 長時間働くことを前提としていないか

といった条件が加わります。

収入が高くても、無理をしなければ維持できない仕事なら、長期的には続けられないかもしれません。

反対に、多少条件が変わっても、自分で調整できる仕事の方が長く続けられることもあります。

「どれだけ稼げるか」だけではなく、「どんな条件なら続けられるか」。

体調に波がある場合、この視点はかなり重要になります。


体調が悪い日に崩れない働き方を考える

働き方を考えるとき、調子のいい日のことばかり考えてしまいます。

でも、本当に確認したいのは、

体調が悪い日にどうなるか

です。

たとえば、

体調が悪くても予定通り働かなければならない。

一日休むと仕事が大きく遅れる。

休んだ分を翌日に取り戻さなければならない。

こうした働き方では、一度体調を崩しただけで負担が連鎖してしまいます。

逆に、

少し仕事を減らせる。

予定を後ろに動かせる。

翌日に無理をして取り戻さなくてもいい。

そんな余地があれば、体調が悪い日があっても立て直しやすくなります。

だから私は、

「調子のいい日にどれだけ働けるか」より、「調子の悪い日に崩れないか」

を見ることが大切だと思っています。


体調が不安定でも仕事を続けるために必要なこと

体調に波がある中で仕事を続けるために必要なのは、

以前と同じように働けるようになることだけではありません。

むしろ、

体調に波があることを前提に、働き方を組み直すこと

だと思います。

  • 調子のいい日を基準にしない
  • 予定に余白を入れる
  • 毎日の仕事量を固定しすぎない
  • 仕事を調整できる環境を選ぶ
  • 体調が悪い日に崩れない構造を作る

こうした工夫を重ねることで、

「体調を仕事に合わせる」

だけではなく、

「仕事の方を自分の状態に合わせる」

という考え方ができるようになります。

体調が安定するまで何もできない、と考える必要はありません。

今の状態でも続けられる条件を探す。

それも、働き方を考える一つの方法だと思います。

次に読むなら

体調に波があると、考え方だけでなく、実際の予定の組み方も変える必要があります。
予定をどこまで入れるのか、余白をどう作るのか、調子が悪い日をどう考えるのか。
具体的なスケジュールの組み方については、こちらの記事で整理しています。

▶ 体調が不安定でも仕事を続けるために、私が作った設計

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この記事を書いた人

会計事務所・事業会社で約20年、税務・経理の仕事に従事。
40代で脊髄腫瘍を経験し、手術とリハビリを経て現在はフリーランスとして働いています。

このブログでは
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について実体験をもとに発信しています。

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