体調に波がある人のスケジュール管理|予定を詰め込みすぎないための5つの工夫

「予定を立てても、体調が悪くなって予定通りに進まない」

「調子が良い日に頑張りすぎて、翌日に動けなくなる」

体調に波があると、普通のスケジュール管理がうまくいかないことがあります。

私自身、病気を経験してから、以前と同じようには予定を組めなくなりました。

朝は調子が良くても、夕方になると痛みが強くなることがあります。

長時間PC作業を続ければ、指先や腕、肩、背中と順番に疲労がたまり、夕方にはぐったりしてしまうこともあります。

さらに無理をすると、その日の疲れだけでは終わりません。

翌朝になっても、身体に強い不快感が残ることもあります。

だから今は、

「空いている時間に仕事を入れる」

という予定の立て方をしていません。

考えるようになったのは、

「今日どれだけできるか」ではなく、「明日も動けるところで止められるか」

ということです。

今回は、体調に波がある私が、実際にどのように一日の予定を組んでいるのか。

5つの工夫に分けて紹介します。

目次

1.良い日の体調を「普通」にしない

体調が良い日は、思った以上に動けることがあります。

「今日は調子がいい」

そう感じると、つい予定を追加したくなります。

以前の私なら、できるのであれば、そのまま仕事を続けていたと思います。

しかし、体調に波があると、今日できたことが明日もできるとは限りません。

むしろ、調子が良い日にやりすぎたことで、夕方から痛みが強くなったり、翌日に疲れが残ったりすることがあります。

そのため今は、調子が良い日の能力を基準に予定を組まないようにしています。

「今日できる最大量」を毎日の標準にしない。

これだけでも、予定の立て方はかなり変わりました。

良い日は余裕を残して終わる。

普通の日でもこなせるくらいの予定にしておく。

体調に波があるなら、良い日ではなく、少し余裕を持って続けられる状態を基準にした方が、結果的に予定が崩れにくいと感じています。

2.働く時間だけではなく「身体への負荷」で予定を考える

以前は仕事量を「何時間働いたか」で考えることが多くありました。

しかし今は、同じ1時間でも身体への負担はまったく違うと感じています。

例えば、会計伝票の入力です。

入力作業を長時間続けていると、まず指先が疲れ、その後、腕、肩、背中へと疲労が広がっていきます。

同じ姿勢で同じ動作を繰り返すため、身体の同じ場所に負担が集中するのだと思います。

一方で、考える仕事や、考えながら文章を書く仕事であれば、比較的長く続けられることがあります。

PCを使った仕事は、普段4時間程度を一つの目安にしています。ただし、仕事内容や体調によっては、それ以上続けられる日もあります。

つまり、

「4時間働けるから、4時間分の仕事を入れる」

ではないということです。

何を4時間するのかによって負担は変わります。

今の私に一番合っているのは、同じ作業を長時間続けないことです。

PC作業。

身体を動かすこと。

人と話すこと。

考えること。

できるだけ違う種類の活動を組み合わせます。

そうすることで、身体の一か所だけに負担が集中しにくくなります。

スケジュールを考えるときは、

時間を分散するだけではなく、負荷も分散する。

これは病気になってから気づいたことの一つです。

3.痛くなってからではなく「まだできる」で止める

私は以前、「予定は体力の7掛けくらいで組む」と考えていました。

ただ、実際には自分の体力の70%がどこなのか、正確に分かるわけではありません。

今の感覚に近いのは、

痛みが強くなる前に止める

ということです。

「まだできる」

「もう少しやっても大丈夫そう」

「少し早い気もする」

それくらいのところで、

「今日はここまでにしておこう」

と止める。

このくらいが、今の私にはちょうど良いように感じています。

限界までやってから休むのではありません。

限界が来る前に止めます。

以前なら、余力があるのに仕事をやめることに抵抗があったと思います。

今は、その余力を翌日のために残していると考えています。

もちろん、身体を使わないようにしているだけでもありません。

無理のない範囲でストレッチや筋力トレーニングも取り入れ、少しずつ身体の強度を上げることも続けています。

活動量を減らすことだけが目的ではなく、

無理をしない範囲で、できることを維持し、少しずつ増やしていく。

そのバランスを探しています。

4.朝に重要な仕事をして、体調によって仕事を入れ替える

私は基本的に、朝に優先順位の高い仕事をします。

ただし、負担の大きな仕事から始めるわけではありません。

例えば、会計伝票の入力は身体への負担が大きいため、朝一番にはあまり行いません。

先に入力作業をして身体が疲れてしまうと、その後に重要な仕事ができなくなるからです。

そのため朝は、

記事を書く。

記事の構成を考える。

データを分析する。

今後の方向性を考える。

こうした、私にとって優先順位が高く、比較的身体への負担が少ない仕事を行います。

その後、必要であれば会計業務などを組み合わせます。

そして、身体がつらくなる前に止めます。

また、毎日同じ予定をこなそうとも考えていません。

その日の状態によって、することを変えています。

体調すること
良い日記事執筆、構成、分析、新しいことを考える、必要に応じて会計業務
普通の日記事執筆、構成など、比較的身体への負担が少ない仕事
悪い日PCを使わず、スマホでAIと壁打ち、今後の方向性を考える、やることをメモする
かなり悪い日仕事をせず休む

もちろん、体調が良い日に表にある仕事をすべて行うわけではありません。

いくつかを組み合わせながら、その日の負担を調整します。

特に体調が悪い日は、PCに触らないこともあります。

ただ、身体が痛くても、頭は動くことがあります。

そんな日は、スマホでAIと壁打ちをしながら今後の進め方を考えたり、思いついたことをメモしたりします。

もちろん、考えること自体が負担になる日は、何もしないで休みます。

大切なのは、体調が悪い日にも無理に仕事をすることではありません。

「働けるか、働けないか」の二択ではなく、その日の状態に合わせて、できることを選ぶ。

何もしないで休むことも、その選択肢の一つです。

この考え方に変わってから、体調が悪い日に無理にPCへ向かうことは少なくなりました。

5.一日の予定ではなく、一週間に余白を作る

以前の私は、今日できなかった仕事があれば、翌日以降のどこかに押し込んでいました。

月曜日にできなければ火曜日へ。

火曜日もできなければ水曜日へ。

そうして予定が後ろへずれていきます。

会社員として働いていた頃は、それでも何とか終わらせなければならない仕事がありました。

しかし今は、そもそも毎日の予定を限界まで詰め込まないようにしています。

例えば、通院のある日は基本的に仕事を入れません。

土日も、最初から何もしない前提で予定を組んでいます。

平日についても、週40時間働くことを基準にはしていません。

その週の体調や仕事内容に合わせて、無理なく続けられる範囲で予定を組むようにしています。

つまり、一日の中に余白を作るだけではなく、

一週間そのものに余白を作っています。

もし急ぎの仕事があり、体調が悪くて予定していた日にできなかった場合には、土日や通院後など、もともと仕事を予定していなかった時間を使うこともあります。

ただし、余白を必ず仕事で埋めるわけではありません。

体調が回復していなければ、予定そのものを見直すことも必要です。

最初から使わない時間を残しているからこそ、体調に合わせて調整する余地が生まれます。

余白は「何もしていない時間」ではありません。

体調が読めない私にとっては、

予定が崩れたときのための調整枠

でもあります。

予定を守ることより、明日も動けることを優先する

病気になる前の私は、予定した仕事を終わらせることを優先していました。

今日終わらなければ、明日やる。

平日に終わらなければ、休日にやる。

そうやって、仕事に自分の時間を合わせていました。

今は逆です。

自分の身体が使える範囲に、仕事を配置する。

良い日を基準にしない。

時間だけでなく、身体への負荷を見る。

まだできるところで止める。

その日の体調によって仕事を変える。

そして、一週間に余白を残しておく。

私が今考えているのは、

「今日どこまでできるか」ではありません。

「今日ここまでやって、明日も動けるか」です。

毎日最大限に働くことより、無理なく続けられること。

今の私にとっては、その方が長く仕事を続けるために大切なことだと感じています。

働く時間を減らした先にある、収入の問題

ここまで読んで、

「でも、働く時間を減らしたら収入も減るのでは?」

と思う人もいるかもしれません。

これは、私自身も避けて通れない問題でした。

特に、働いた時間に応じて収入が決まる仕事では、労働時間を減らせば収入にも上限ができます。

だから私は、スケジュールの組み方だけではなく、

「収入まで、自分が働ける時間だけに依存していていいのか」

と考えるようになりました。

体調を前提に働き方を変えるのであれば、収入の作り方も以前と同じである必要はありません。

私自身、まだその途中です。

ただ、働ける時間が限られるようになったからこそ、

働く時間を増やす以外の方法で、収入をどう作っていくか。

これも、長く働き続けるために考える必要があると感じています。

次に読むなら

働ける時間に限りがあるからこそ、私は仕事や収入を一つに依存させない方法を考えるようになりました。
その考え方について、次の記事で詳しく書いています。

▶ 一つの会社に依存しない働き方とは|収入と仕事を分散する考え方


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この記事を書いた人

会計事務所・事業会社で約20年、税務・経理の仕事に従事。
40代で脊髄腫瘍を経験し、手術とリハビリを経て現在はフリーランスとして働いています。

このブログでは
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について実体験をもとに発信しています。

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