不安がなくなったわけではありません。
今も、不安はあります。
病気のこと。
仕事のこと。
お金のこと。
将来のこと。
考え出すと、きりがありません。
以前の私は、
この不安を「どうにかして消さなければいけないもの」だと思っていました。
不安を感じる自分は弱い。
まだ準備が足りない証拠。
もっと考えれば、正解が見つかるはず。
そうやって、
不安を消すために、考え続けていました。
でも、ある時から少しずつ、
不安との付き合い方が変わっていきました。
不安が消えたわけではありません。
ただ、振り回されなくなった。
正確に言えば、
不安を「排除するもの」ではなく、
「管理できるもの」として扱うようになった、
そんな感覚です。
この記事では、
不安をなくす方法ではなく、
不安がある前提で、どう付き合うようになったのか。
その変化のプロセスを書いていきます。
消えなかった不安が、管理できる存在に変わるまで
不安は「問題」だと思っていた
病気を経験したあと、
仕事のこと、お金のこと、将来のこと。
考えれば考えるほど、不安は増えていきました。
・この治療で本当にいいのか
・この働き方は正しいのか
・この選択は間違っていないのか
不安が出てくるたびに、
「まだ判断材料が足りない」
「もっと情報を集めなければ」
そう思っていました。
でも、いくら調べても、
不安はなくなりませんでした。
むしろ、
情報が増えるほど、
選択肢が増えるほど、
判断できなくなっていった感覚があります。
不安を消そうとすると、動けなくなる
今振り返ると、
私はずっと不安と戦っていたのだと思います。
不安を感じない状態をゴールにして、
そこに到達しない限り動いてはいけない、
そんな無意識のルールを自分に課していました。
でも現実は、
不安が完全になくなる瞬間なんて、
ほとんどありません。
特に、
健康・仕事・お金のようなテーマでは、
「これで絶対に大丈夫」と言い切れることの方が少ない。
不安を消そうとするほど、
動けなくなっていく。
これは、かなり長い間、気づけませんでした。
ある時から、不安の扱い方が変わった
転機は、
「不安をなくそうとするのをやめた」ときでした。
不安は消せない。
でも、放置する必要もない。
そう考えるようになってから、
不安の位置づけが少し変わりました。
不安は敵ではなく、
かといって味方でもない。
「今、何が引っかかっているのかを教えてくれる存在」
そのくらいの距離感です。
不安は「感情」ではなく「情報」として扱う
不安を感じたとき、
以前の私はこう考えていました。
「この不安は正しいのか」
「感じてはいけないのではないか」
今は少し違います。
・何に対して不安を感じているのか
・それは現実的なリスクなのか
・対処できるものか、できないものか
不安を感情の問題として処理するのではなく、
情報として分解するようになりました。
すると、不思議なことに、
不安は以前ほど暴れなくなりました。
不安は「排除」ではなく「管理」するもの
不安がゼロになることはありません。
でも、不安に振り回され続ける必要もありません。
今の私にとって不安は、
排除対象ではなく、管理していく対象になりました。
・今は考えても仕方ない不安
・準備で軽減できる不安
・受け入れるしかない不安
全部をごちゃ混ぜにしない。
それだけで、かなり楽になりました。
不安があるまま、動いていい
一番大きかった変化は、
「不安があっても、動いていい」と思えるようになったことです。
不安がある=まだ未完成
不安がある=準備不足
そう思っていた頃は、
いつまでもスタートできませんでした。
今は、
不安がある状態を前提に、
できる範囲で進む。
完璧な確信がなくても、
一歩ずつ進んでいく。
それが、
今の自分には合っている気がしています。
まとめ:不安は消えなかった。でも…
不安が消えた話ではありません。
今も、不安はあります。
ただ、
不安との距離が変わりました。
振り回される存在から、
状況を確認するためのサインへ。
不安を感じる自分を否定せず、
同時に、不安に支配もされない。
今は、
この距離感で不安と付き合っていこうと思っています。
