以前の私は、
収入を基準に仕事を選んでいました。
どれだけ稼げるか。
どれだけ評価されるか。
将来どれだけ伸びるか。
それは、間違った考えではありません。
生活はお金で成り立っています。
けれど、病気を経験してから、
判断の順番が変わりました。
私は、「どれだけ得られるか」よりも、
「どれだけ続けられるか」を先に考えるようになりました。
続かないものは、設計にならない
手術が終わったあと、
以前と同じ働き方はできませんでした。
集中力が続かない日がある。
疲労が抜けない日がある。
身体の違和感に意識を持っていかれる日がある。
その状態で無理をすれば、
一時的に成果が出ることもあります。
けれど、それは長くは続きません。
無理をした分、
どこかで必ず反動がくる。
私はそれを経験しました。
だから気づいたのです。
続かないものは、
どれだけ魅力的でも、設計にはならない。
最大化より、持続可能性
社会は「最大化」を勧めます。
効率を上げること。
成果を伸ばすこと。
より多くを手にすること。
けれど、個人の人生は企業とは違います。
私にとって大切なのは、
明日も同じペースで動けること。
来月も倒れずに働けること。
一年後も、同じ方向を向いていられること。
その積み重ねが、
後から意味を持つなら、それで十分だと思っています。
順番は逆にしない。
まずは「続けられる設計」。
そこからしか、本当の積み上げは始まらない。
不安が消えたわけではない
もちろん、迷いがなくなったわけではありません。
結果が見えない時間が続けば、
不安になることもあります。
周囲と比べてしまう日もある。
それでも、
「続けられるか」という基準だけは手放さない。
なぜなら、
私にとってそれは、土台だからです。
土台が崩れれば、
どれだけ立派なものを積み上げても、いずれ倒れてしまう。
続けられることは、静かな強さ
続けられるということは、派手ではありません。
一気に変わることもない。
劇的な成果が出るわけでもない。
けれど、確実に残ります。
体調が揺らいでも、
歩幅を小さくすれば進める。
結果が出なくても、
方向が間違っていなければ、立ち止まらずにいられる。
それは、
遠回りではなく、私にとっての順番でした。
おわりに
収入は大切です。
けれど、
続けられることのほうが、
今の私には先にあります。
どれだけ得られるかより、
どれだけ続けられるか。
その基準に変わったことで、
私はようやく、自分のペースで前に進めるようになりました。
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