働けなくなったとき、
一番大きな不安は「お金」だと思います。
収入が止まるかもしれない。
このまま生活できるのか分からない。
そうした不安は、
体調の問題以上に精神的な負担になります。
ただ、実際に経験して分かったのは、
👉 お金の問題は「収入」だけではない
ということでした。
この記事では、
働けない状態を前提に、現実的にどう備え、どう乗り切るかを整理します。
固定費は最優先で見直すべきポイント
働けない状況になったとき、
最初に見直すべきなのは
👉 収入ではなく、固定費です
収入はすぐには変えられませんが、
支出はコントロールできます。
そして固定費は
👉 毎月確実に効いてくる
という特徴があります。
例えば、見直しの対象は以下のようなものです。
・家賃
→ 安い物件への引っ越しや、一時的に実家へ戻る選択肢も検討する
・食費
→ 無理に削る必要はないが、外食や総菜が多い場合は自炊へ切り替える
・通信費
→ 格安SIMに変更する
・車
→ 使用頻度が低ければ売却を検討する
・保険
→ 過剰な保障や積立型は見直し、シンプルな掛け捨てにする
・積立系(NISA・iDeCo・小規模企業共済など)
→ 掛金の調整も選択肢に入れる
・サブスク
→ 無くても生活できるものは停止する
重要なのは、
👉 生活の質を落としすぎない範囲で固定費を軽くすること
医療費は想定よりもかかる
病気になると、
思っている以上にお金がかかります。
・通院
・薬代
・リハビリ
・検査(MRI・CTなど)
これらは一時的ではなく、
👉 継続的に発生する支出
です。
そのため、
👉 ギリギリの生活設計は危険です
毎月の収入や貯金の取り崩しも含めて
👉 必ず余裕を持たせた設計にする必要があります
手取りベースで考える
もう一つ重要なのは、
👉 収入=使えるお金ではない
という点です。
収入を得ても、そこから
・社会保険料
・所得税
・住民税
が差し引かれます。
つまり、
👉 実際に使えるのは「手取り」です
一般的には
👉 手取りは7〜8割程度になることが多い
ここで大切なのは発想の転換です。
収入を増やして負担を増やすよりも
👉
・収入を少し抑える
・手取り率を上げる
・固定費を下げる
この方が
👉 実質的な生活の安定につながるケースも多い
さらに
👉 時間と体力の余裕も生まれます
固定費を下げることは“節税以上の効果”がある
固定費を下げることは、単なる節約ではありません。
・課税されない
・確実に毎月効く
・生活の安定度が上がる
つまり
👉 実質的には「節税以上の効果」がある
収入は「あとから設計する」
もちろん、収入も大切です。
ただ順番としては
👉 固定費を下げる
👉 労働時間を減らす
👉 余白を作る
その上で
👉
・自分の体に合った働き方を選ぶ
・働く量を増やすか判断する
・別の収入源を探す
👉 再設計の時間に使う
まとめ
働けないときに重要なのは、
👉 収入を増やすことではなく
👉 壊れない状態を作ること
そのためには
👉 固定費を下げる
👉 手取りベースで考える
👉 医療費の余白を確保する
この3つが土台になります。
そしてその上で
👉 働き方を少しずつ組み替えていく
これが、現実的な進め方です。
働けなくなったときのお金の備えについては、こちらでまとめています
👉 フリーランスが働けなくなったときに備える「3つの収入の仕組み」|病気を経験して気づいた“守りの準備”
🔶 働き方の前提についてはこちら
→ 働き方を選ぶ前に、体調を前提に置くようになった
🔶 判断の前提が変わった理由はこちら
→ 病気が、判断の前提を変えていった
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