回復してきたけど働けるのか不安なときに考えたこと

回復してきたのに、
「働ける」とは思えない。

そんな感覚を持ったことはないでしょうか。

体は少しずつ動くようになっている。
日常生活も、なんとかこなせるようになってきた。

でも、

「じゃあ仕事は?」と考えたときに、
言葉にできない違和感が残る。

私自身も、まさにその状態でした。

この記事では、

回復してきたタイミングで感じた
「働けるのか不安」という感覚と、

そこから、どう考え方が変わっていったのかを、
できるだけそのままの形で書いてみます。

目次

回復してきたのに「働ける」とは思えなかった

正直なところ、

「もう働ける」と言えるような状態ではありませんでした。

体は確かに少しずつ良くなっていました。

  • 歩けるようになった
  • 外にも出られるようになった
  • 日常生活はある程度できる

それでも、

頭の中ではずっと、

「元気だった頃の自分」と比べてしまう

あの頃のように、

朝から夕方まで働けるのか。
集中力は戻るのか。
同じペースで仕事ができるのか。

考えれば考えるほど、

「まだ無理なんじゃないか」という感覚が残っていました。


働き始めたときの現実は、想像より厳しかった

それでも、私は働き始めました。理由はシンプルで、

生活のためです。

私の場合、制度に頼ることができなかったので、
自分でなんとかするしかありませんでした。

ただ、働き始めたときの状態は、

自分で思っていた以上に厳しいものでした。

  • フルタイムはとても無理
  • 体の奥からくるような痛みが突然出る
  • 薬の影響で、強い眠気がくる

特にきつかったのは、

「いつ痛くなるかわからない」という不安でした。

普通に座っていても、

急に神経に触るような痛みが走る。

その瞬間、

「仕事どころじゃない」と思う

考える仕事も、体を使う仕事も、
どちらも簡単ではありませんでした。


最初は「仕事」というより「リハビリ」だった

そんな状態だったので、

最初から普通に働くというよりは、

仕事をリハビリとして始めた

という感覚でした。

知り合いから仕事をもらい、

無理のない範囲で少しずつやってみる。

  • 今日はここまで
  • きつかったらやめる
  • 明日またできるか考える

そんな繰り返しでした。

体のリハビリと同じで、

仕事も少しずつ慣らしていくしかなかった。


当時の限界は「1日4時間」だった

その頃の自分の限界は、

だいたい4時間くらいでした。

それ以上やると、

  • 集中力が落ちる
  • 疲れが一気にくる
  • 痛みが強くなる

「もう少し頑張ればできるかも」と思っても、

その“少し”で崩れる感覚がありました。

そして何より、

「元のように働ける」というイメージが持てなかった


ここでようやく気づいたこと

しばらくして、

ようやく気づいたことがあります。

それは、

「元に戻ることを前提にしていた」ことでした

元の働き方に戻る。
元のペースで働く。
元の自分に戻る。

でも、

よく考えると、それができないから苦しんでいる。

だったら、

「元に戻る」ことを目標にしなくてもいいのではないか

そう思い始めました。


「できるか」ではなく「続くか」で考える

そこから少しずつ、

考え方が変わっていきました。

以前は、

  • できるかどうか
  • こなせるかどうか

で考えていました。

でも今は、

  • 今日やったことが明日もできるか
  • 体調が悪い日でも続けられるか
  • 無理せず維持できるか

「続くかどうか」で考えるようになりました


働き方は「後から」ではなく「ここで考えるものだった」

このとき、初めて気づきました。

働けるようになってから働き方を考えるのではなく
この段階で考えておくべきだった

どんな働き方なら続くのか。
どんなペースなら無理がないのか。

👉 働き方について整理した内容はこちらにまとめています
→ 働き方を選ぶ前に、体調を前提に置くようになった


完全に回復していなくても、進むという選択

今振り返ると、

あのとき必要だったのは、

「回復すること」よりも、

今の状態でどう動くかを決めること

でした。

体調が万全になるのを待っていたら、

きっと、ずっと動けなかったと思います。

でも、

今できる範囲でやってみる。
無理なら戻す。
また試す。

その繰り返しで、

少しずつ前に進めるようになりました。


まとめ

回復してきたときに感じる不安は、

「まだ足りないから」ではなく、

比べてしまっていることや、元に戻ろうとしていることから来ている

のかもしれません。

そして、

「働けるかどうか」ではなく
「続けられる形にできるか」

この考え方に変わったとき、
少しだけ前に進めるようになりました。

もし今、

同じように迷っているのであれば、

「できるか」ではなく「続けられるか」だけを基準にしてみてもいいかもしれません。

もし今、

「働けるのか不安」と感じているなら、

無理に元の状態に戻ろうとしなくてもいいのかもしれません。

私自身、

「元に戻る」よりも、

“続けられる形を探す”

ことで、少しずつ働き方が変わっていきました。

👉 働き方をどう考えるようになったのかは、こちらにまとめています
働き方を選ぶ前に、体調を前提に置くようになった


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この記事を書いた人

会計事務所・事業会社で約20年、税務・経理の仕事に従事。
40代で脊髄腫瘍を経験し、手術とリハビリを経て現在はフリーランスとして働いています。

このブログでは
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について実体験をもとに発信しています。

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